幻の「宝日商ゴールデンクラブ」
宝日商不動産株式会社と「北軽井沢すずらん村別荘地」のお話
吉川祐介
2026.09.16
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僕が動画や原稿で扱う題材は、群馬県の嬬恋村に絡む話が多い。もともとYouTubeを始める前、ブログ時代にも、TVコマーシャルでよく知られる磯村建設株式会社の「サンハイツ白樺の里」を詳細に紹介したこともある、僕にとってもなじみ深いエリアだが、嬬恋村を重点的に紹介しようというよりは、特定の題材や開発業者について掘り下げていると、何かにつけて嬬恋村(あるいは隣の長野原町)に絡む話が出てくるので、否が応でも嬬恋村へ何度も足を運ぶことになったものだ。
嬬恋村の別荘地というと、とかく浅間山を挟んで隣接する長野県の軽井沢町の「代替品」の位置づけで語られる機会が多い。実際、別荘地開発ブームの時代は、数多の開発業者が「軽井沢」の名で嬬恋村の山林を別荘地として分譲していたのは事実だ。そしてそれらの中には、今となっては「限界別荘地」と言わざるを得ないレベルの管理不全に陥っていたり、「リゾートクラブ」と称して、客室の権利が小口化販売された宿泊施設の残骸が森の中で朽ち果てていたりと、まあ確かに評判通りの結末になっていると言われるのも無理もない状況にある。

嬬恋村の山中に放置されている「全管連」の関連施設。